自宅にて、Epsonのプロジェクターを、以下のような構成で使っています。
プロジェクター ハイビジョンTV
(Epson EMP-TW200H) (Panasonic TH-36D50)
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D端子セレクター(Sony SB-RX300D)
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ハイビジョンレコーダー×2台(SHARP DV-HRD20 DV-HRD2)
しばらくプロジェクターを見ていて、あれ?と思うことがありました。それは、プロジェクターの画質がいまいちなのです。
DV-HRD20から、1mの高級D端子ケーブルで、直接つないだ時はきれいだったのに、セレクターを通すと、映像がぼやけます。最初、セレクターの不具合かと思いましたが、いろいろ試行錯誤していると、どうもD端子ケーブルの影響だということがわかりました。(SB-RX300Dの初期ロットですが、Sony機器は接続していないため? 同期のずれ等もなく、きれいに出力されています。SB-RX300Dは、4入力3出力で、1つの入力信号を最大3台の機器に同時出力できるマルチ出力機能、2つの入力信号をそれぞれ別の機器に同時出力できるパラレル出力機能がある、便利なセレクタです。)
・3mのD端子ケーブル → OK
・5mのD端子ケーブル → ややぼやける
・10mのD端子ケーブル → ゴースト状態
秋葉原で販売されている、COMON製(カモン/コモン?)の1000円程度の安いD端子ケーブル(品質的にはそれほど期待できない。金メッキらしいのですが・・・。)での、ケーブルの長さによる出力映像の違いです。(comonには、ピンケーブル/コンポジットケーブル、S端子ケーブル、光オーディオケーブルなど、他のケーブルもお世話になっております。)
5.1chサラウンドの都合で、どうしてもプロジェクターを遠くに設置しないといけないということで、5mのD端子⇔コンポーネント変換ケーブルでプロジェクタにつないだところ、くっきりと色も濃く表示されました。
パソコン⇔モニタ接続でも、RGBケーブルで接続するより、コンポーネントで接続した方がきれいに表示されるのと同じです。パソコンの場合、経験上、3〜5m程度が限界の長さなので、D端子ケーブル接続でも、5mくらいが限界のような気がします。10mになると、高いケーブルでもきれいな映像はでないでしょうね。
パソコン⇔モニタでは、DVI接続が主流になってきましたが、ハイビジョン機器間の接続も、HDMI接続が普及してきています。D端子よりも長い距離で、きれいに接続できるので、これからハイビジョン機器を購入する場合は、HDMI端子がついている機器を購入した方がいいですね。2005/3/1
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